バセドウ病

ぼくぱんです。

ぼくの妻はバセドウ病を患っています。

みなさん名前くらいは聞いたことがあるかもしれません。

有名人ではサッカーの本田圭祐選手や、歌手の絢香さんなどもこの病気を患い、ニュースでよく目にする時期もありました。

今日は妻が患う病についてのお話。

バセドウ病とは

名前は聞いたことあるけど、そもそもバセドウ病ってどんな病気なのか。

バセドウ病とは、甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、甲状腺機能が亢進する病気です。

バセドウ病では特殊な「抗体」が作られ、これが甲状腺を刺激して、過剰に甲状腺ホルモンを分泌させてしまいます。

バセドウ病は男性より女性に多く、200~500人に1人くらいがかかっています。

また、バセドウ病では甲状腺ホルモンが過剰に作られるため新陳代謝が盛んになり、次のような症状が現れます。

・疲れやすさやだるさがある

・汗が異常に多い

・暑がりである

・脈拍数が多く、動悸がする

・手足がふるえる

・甲状腺が腫れる

・食欲が旺盛である

・イライラする

・かゆみがある

・口が渇く

・眠れない

・微熱が続く

・息切れがする

・髪の毛が抜ける

・排便の回数が増える

・眼球が出てくる

出典:herecoco.net  甲状腺の病気より

罹患した人に全ての症状が現れるわけではないようですが、症状としてはかなり多いです。

初期症状では気付かない人も多いようで、普通の血液検査ではわからないようです。

妻の発症経緯

初めてバセドウ病と診断されたのは、次女を妊娠した頃。

最初に甲状腺ホルモン量に異常が出たのは、長女を妊娠した時で、甲状腺ホルモン量が低下する橋本病と診断を受けました。

長女の産後はホルモン量も落ち着いていたのですが、次女を妊娠した時に念の為通院すると、今度はホルモン量が増えていて、バセドウ病と診断を受けました。

次女の産後も悪化した時期もありましたが、ここ最近は薬の効果もあって症状もなく1年程が経過していたと思います。

妻の症状

実際に妻に表れている症状としては

  • 疲れやすい
  • 暑がりである
  • 脈拍数が多く、動悸がする
  • イライラする
  • 排便の回数が増える
  • 体重が減る

などがあります。

この中でも妻の症状で最も顕著に表れるのが”暑がりである”

夏場だと気付きにくいですが、特にこの1ヶ月くらいは、冷房の効いた部屋でもずっと暑い暑いと言っていました。

過去にも同じような兆候があったので、今回もそうかなと薄々感じていましたが、最近になって脈拍数が多かったり、疲れやすいといった症状も出てきたので、次回通院予定日よりも1ヶ月程早いですが、通院しました。

結果はやはり悪化しており、原因はストレスとのことでした。

妻本人の自覚としては仕事への復帰、パン作りを始めて寝不足が続いたことが主な原因と考えているようです。

パン作りが楽しいあまり、頑張りすぎて疲労が溜まっていたんだと思います。

ぼくの妻は、とても真面目で真っ直ぐな人。

やると決めたらすごく一生懸命で、頑張りすぎてしまうところがあるので、それが結果的にストレスに繋がってしまったのかもしれません。

のほほんとぼんやり家計の見直しや、ブログをやるぼくを尻目にYoutubeや本でパンの勉強をしたり、子供達を寝かせてから深夜までパンを焼く妻。

本当に好きなことだから、これほど一生懸命なんだと思います。

これまでの生活で、パン作り以上に熱量を持って取組んでいる姿を見たことがないので、改めてパン作りへの情熱を感じていました。

パン屋開業を目標にこの数ヶ月動いてきましたが、妻の身体の事も含めてぼくたちが本当に目指すべきゴールはどこなのかを改めて考えてみたいと思います。

開業することが全てではないとも思うし、本当の理想はパン作りを仕事にすることではなく、好きなパン作りを楽しむことなのかなとも思ったり。

妻の想いも尊重して、ぼくたちの理想のゴールをじっくり考えていきたいと思います。

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