パン屋の開業スタイル

ぼくぱんです。

パン屋開業に向けてお金の整理を進めております。

並行して”パン屋の開業スタイル”についても考え中。

今日は場所、販売方法について調べてみました。

開業場所

まずは開業において費用面で最重要項目となる場所について。

  • 自宅をリフォーム
  • キッチンカー
  • テナント賃貸
  • 店舗を新規建築

候補としては上記4つくらいかと思います。

1.自宅をリフォーム

初期費用としては、数百万円のリフォーム代+設備費。

自宅なので、固定資産税は増額しますが、家賃等はかからない。

メリットとしては

  • 初期費用が抑えられる
  • 開業後の固定費を抑えられる
  • 通勤時間がない

デメリットとしては

  • 規模の拡大が難しく、生産力は低くなる
  • 住宅地などで立地が悪い
  • 仕事とプライベートの境界が曖昧になる

パン屋だけで生計を立てて生活しようと思うとなかなか厳しそうですが、セミリタイアで生活費を賄うぐらいであれば、デメリットも気にならないですね。

何より初期費用を抑えられると点が最大のメリット。

2.キッチンカー

初期費用としては、キッチンカー代+設備費。

中古車を選べば初期費用はかなり抑えられるし、開業後の固定費もほとんどかからない。

メリットとしては

  • 固定店舗に比べて費用が抑えられる
  • 好条件の立地を選べる

デメリットとしては

  • 好条件の立地を探すのが難しい
  • 売り上げが天候に左右されやすい

費用は抑えられますが、場所選びが非常に難しそう。

ただ手軽に始められるという点で、まずはレンタルキッチンカーからスタートしてみるという手もありかもしれない。

3.テナント賃貸

初期費用は、敷金・礼金+数ヶ月分の家賃+店舗工事費+設備費。

居抜き物件であれば、工事費や場合によっては設備費もかからない可能性はあるが、基本的に初期費用は高め。

メリットとしては

  • 好条件の立地に出店できる可能性がある。
  • 居抜き物件であれば初期費用をかなり抑えられる。

デメリットとしては

  • 家賃を含む固定費がかかる
  • 居抜き物件を探すのが難しい
  • 通勤が必要

良い物件が見つかれば初期費用をかなり抑えられますが、立地が良いほど家賃が高くなるので、条件に合う物件探しが大変そうです。

賃貸での開業はガッツリ本業としてパン屋で生計を立てていくつもりでないと難しそうなので、セミリタイアを目指すぼくたち夫婦にはマッチしないかな。

4.店舗を新規建築

初期費用は、土地代+建物代+建築工事費+設備費。

色々調べてみましたが、建物だけでも数千万円は必要。

開業費用の相場としては3000万円~5000万円くらい。

メリットとしては

  • 自分の思い通りの店ができる
  • 良い土地があれば好条件の立地に出店できる可能性がある。

デメリットとしては

  • 初期費用がかなり高い
  • 好条件の立地を探すのが難しい

これは資金に余裕があって、パン屋でがっつり生計を立てていく人でないと実現は難しいと思います。

まず初期費用がかかりすぎる上に、好条件の立地を探すのも難しいので、融資を受けられるとしても開業後はローン返済に苦しめられることになりそうです。

販売方法

続いて販売方法について。

昨今はコロナ禍やネット販売の普及により、販売方法も多様化が進んでいるように思います。

  • 店頭販売
  • 店頭販売(完全予約制)
  • ネット販売

候補としては上記4つ。

1.店頭販売

一番オーソドックスなスタイル。

メリットとしては

  • 客がパンを直接見て選ぶことができる
  • 販売に手数料がかからない
  • 焼きたてを購入してもらえる

デメリットとしては

  • 売れ残りのリスク
  • 来店顧客のエリアが限られる

デメリットもありますが、何よりお客さんとの対話もありながら販売ができるので、地域密着型店舗であればメリットがかなり大きくなるかなと考えています。

2.店頭販売(完全予約制)

店舗を構えますが予約販売のみとするスタイル。

メリットとしては

  • 販売の人件費労働負荷が抑えられる
  • 焼きたてを購入してもらえる

デメリットとしては

  • 予約が無ければ収益もゼロになる。

いきなり店頭にズラリとパンを並べて売るよりは、リスクの少ない販売方法かもしれません。

ただ、お客さんとの接点が少ないのでサービス業としての魅力は半減。

まずはこのやり方で、ある程度固定客が付いてきたら店頭に並べて販売に移行していくというのもありかもしれません。

3.ネット販売

店舗を構えず、工房だけを用意しネットで注文を受け、冷凍で郵送する方法。

メリットとしては

  • 初期費用が抑えられる
  • 世界中の人に販売できる
  • セット販売にして単価を上げられる

デメリットとしては

  • 焼きたてを食べてもらえない
  • 郵送等の手数料がかかる
  • 梱包、発送作業が大変

受注生産になるので、売れ残りリスクはありませんが、手数料や梱包・発送などパン作り以外の手間が多い。

ただ、顧客確保の手段としては有力。

店頭販売にこだわりすぎずこういう選択肢を持っておくのもありかなと思います。

ぼくが目指すスタイル

パン屋開業に向けて、場所や販売方法について色々調べてきましたが、最終的にどの場所およびスタイルで実現させるのが良いのか。

ぼくの考えとしては

  • お客さんとの接点が欲しい
  • 初期費用はあまりかけたく
  • 生計の一部をまかなえるぐらいの規模が良い

なので、自宅をリフォームして店頭販売するのが目指すところかな。

理想は週3~4日程の営業で、肉体的負担が大きすぎない生産量。

今日はぼく1人の考えを書いている上に、まだぼんやりとした構想でしかないので、これからもっと色々調べながら、妻と相談して最終的な形を決めていけたら良いなと思います。

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